子どもの気持ちやペースを大切にしましょう。

子どもの気持ちやペースを大切にしましょう。

 面会交流は、まず子どものためにするものです。子どもの気持ちに添いながら、無理のない面会交流を実現しましょう。
 子どもの年齢、健康状態、学校や課外活動、塾や習い事、友達との遊びや約束、父母の家の距離などを考慮し、子どもに負担のない頻度、時間、場所、方法を取り決めて行いましょう。

面会交流は、親子が楽しい時間を一緒にすごす時間です。

面会交流は、親子が楽しい時間を一緒にすごす時間です。

 親子が互いに楽しく、子どもがのびのびと過ごせるようにしましょう。
 面会中に相手の悪口を言わないようにしましょう。相手の悪口を言ったり、時には離婚の原因が相手にあることを子どもに理解させようとして(相手は普段から自分の悪口を子どもにふきこんでいると決めつけて)父母間の争い事の説明をしたりすることは、絶対にやめましょう。また、面会交流の機会に、相手の様子を根掘り葉掘り聞いて探ることはやめましょう。子どもは、あなたと楽しい時間を過ごすために面会にきており、悪口を聞くことを決して望んでいません。悪口を続けると子どもがあなたを尊敬することができなくなりますし、面会交流を拒否するようになることがあります。

感情的になったり、できない約束を勝手にするのはやめましょう。

感情的になったり、できない約束を勝手にするのはやめましょう。

 面会のときに、たまにしか会えないあなたの辛さを前面に出して、一方的な感情を子どもに押し付けたり、必ず迎えにいく、何年後には一緒に暮らそう、旅行に行こうなど、相手との取り決めにない約束を、子どもと勝手にしようとしたりするのはやめましょう。相手の不信を招き、面会が子どもの重荷になり、子どもを遠ざける原因になることもあります。

面会中に困ったことがおきたり、何か問題があったら相手に伝えましょう。

面会中に困ったことがおきたり、何か問題があったら相手に伝えましょう。

 面会中にけがをした、幼児が泣き続けて手に負えなくなった、など何か問題があったら、相手に伝えて、面会の後の相手の子どもに対するフォローがきちんとできるように協力しましょう。
 子どもを帰すときは、簡単にでも、どんなことをして過ごしたか、相手に伝えるようにしましょう。相手はそれを聞いて安心できるものです。

子どもを育てている相手に対して、感謝の気持ちを言葉にだしてみましょう。

子どもを育てている相手に対して、感謝の気持ちを言葉にだしてみましょう。

 子育ては楽しくもあり、苦労もあります。たとえ、本来は親権者になりたかったという場合であっても、子どもを現実に養育してくれている相手に対して、感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。学校の情報など、子どもの情報を伝えてくれた場合にも、都度、感謝のことばを返しましょう。

面会交流の取決めは厳守しましょう。

面会交流の取決めは厳守しましょう。

 面会時間・受け渡し場所と時間、宿泊日数などを、勝手に変更するのはやめ、相手が安心できるようにしましょう。面会交流が長続きする秘訣です。

子どもが会いたくないというときは…

子どもが会いたくないというときは…

 子どもが会いたくないといっていると相手から聞かされたときは、まずは落ち着いて、子ども中心に解決をするようこころがけましょう。また、会いたくない理由を相手から子どもに穏やかにかにきちんと聞いてもらいましょう。その原因には、色々な場合があります。原因がわかったら、相手と協力してその原因を取り除く努力をしましょう。
 子どもが嫌がるのは相手がそのように仕向けているからだと決めつけて、非難をしたりしていると、ますます関係がこじれて、面会が困難になります。子どもの拒否が強く、原因も解消できないときには、一時的に面会交流を停止したり、頻度を減らしたり、手紙のやりとりに変更するなど、取決めの変更も検討しましょう。

祖父母等との面会は慎重に

祖父母等との面会は慎重に

 祖父母との面会は、それを相手が好んでいないときは、最初から実施するのではなく、あなたと子どもの円滑な面会交流が継続できるようになってから、徐々にすすめていきましょう。あなたの新しい伴侶が、面会交流の時間に同席することも、あなたとの信頼関係がしっかり築けてからにしましょう。たとえば、離婚の原因があなたの不貞にあり、その不貞の相手が最初から面会に同席したりすると、子どもを傷つけ、以降の面会を子どもが激しく拒否する場合があります。